再現することに試みた。フーヨン島にてフィールド調査を行い、産卵上陸したアオウミガメの雌成体に
測器を装着し、地磁気および加速度を0.1秒間隔、遊泳速度を1秒間隔で記録した。
地磁気データよりアオウミガメの体軸の方位を、加速度データよりアオウミガメの体軸の傾きを、それぞれ1秒間隔で計算した。上の図は、体軸方位・傾き・遊泳速度より、アオウミガメの一回の潜水行動を再現したものである。描画にはNaLV（鈴木勝也、清水孝志氏制作）を用いた。
本手法を応用した、アオウミガメの行動生態学的研究が現在行われている。