エンペラーペンギン

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英名:Emperor penguin
学名:Aptenodytes fosteri
体長:100-130cm ペンギンの中で最も大型
繁殖地:南緯66-78度の南極大陸沿岸域 アデリーペンギンとともに最も南まで分布
個体数:19万5400つがい以上

海の中を最も深くまで潜ることができる鳥類である。これまでに記録された最大の潜水深度は534mで、最長15.8分間潜水でき、イカや魚、オキアミなどを捕らえる。また、南極の厳冬期に繁殖を行う唯一の鳥類である。ある繁殖地での平均気温は−16.4度、平均風速10.7m/sとの報告がある。風にさらされるのを避けるため、ハドリング(おしくらまんじゅう)と呼ばれる行動をとって密集しながら繁殖している。

繁殖は主として陸地に固着した海氷の上に集まって行う。南極の秋である4〜6月にかけて大きな卵(460-470g)を一つだけ産む。オスが2ヶ月間絶食しながら、足の上に卵をのせて腹部の皮膚で覆って暖める。7〜8月頃ヒナがふ化すると親は交代で海に餌とりに出かけ、約7ヶ月にわたってヒナへ餌を運ぶ。巣立ち直後のヒナは、浅く短い時間の潜水しかできないが、体の変化にともなって徐々に潜水の能力を発達させていく。

photo by Katuhumi Sato(Bio-Logging Society) 無断転載禁止


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Last-modified: 2006-05-15 (月) 12:01:29 (5278d)