ウェッデルアザラシ

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英名:Weddell seal
学名:Leptonychotes weddellii
体長:オス2.5m メス2.7m
体重:オス390kg メス450kg
繁殖地:南極大陸周辺の定着氷上 最も南に分布するアザラシ
個体数:およそ80万頭

ウェッデルアザラシの新生仔 出産時期は緯度により異なり、南緯60度では9月初めから、78度では10月末から。クラック沿いにはアザラシが海中に出入りするための穴(呼吸穴)があり、メスは氷上で通常1頭の子供を出産する。子供の体長は1.5m、体重は約29kg、体色は灰褐色で、1〜4週間で成熟個体と同じく暗色の毛皮に生え替わる。授乳期間は6週間。育児期の終わり頃、11月〜12月半ばに交尾をする。成熟メスは定着氷上で9〜11月に出産して授乳を行う。出産後1〜2週間たつと餌を捕るために海に潜り始め、2週間目以降は子供と一緒に潜ることが観察されている。母親が単独で潜水しているときは200m以上の深い潜水を行うが、子供と一緒に潜るときは50m以下の浅い潜水を行う。7週間後に離乳したときには、子供は90m以上も潜れるようになる。体色は灰色で背面の方が黒っぽく、黒、灰色、白の斑紋が散在する。鼻面はたいていは白っぽい。定着氷上で繁殖し、潜水は氷の割れ目(クラック)の下で行われる。クラック沿いに呼吸するための穴を開けるため、写真のように歯を用いて氷を削る。このため犬歯、および2本の長い門歯はすり減っていることが多い。オスは氷の下で鳴いたり、ディスプレーしたり、闘争したりしてなわばりを守るとされる。餌は大部分が中層性の魚であるコオリイワシやナンキョクタラ、大型なライギョダマシも食べるが、頭足類やオキアミ、そして底生無脊椎動物も食べる。定着氷の下、最高で700m、80分間の潜水が可能であるが、ふつうは400m、20分程度の潜水を行っている。

photo by Katuhumi Sato(Bio-Logging Society) 無断転載禁止










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Last-modified: 2006-04-26 (水) 10:09:10 (4227d)